金融/不動産知恵袋

不動産担保ローンと○○の違い

  • 社会人の留学費用調達に教育ローンと不動産担保ローンを比較

    大学を卒業して社会人になった後で、もう一度本格的に学ぶために留学を考える方も多いのではないでしょうか?学生であれば、日本政策金融公庫の国の教育ローンや奨学金を候補にすることもできますが、いざ社会に出てからだと、改めて学ぶための資金調達に悩む声をよく聞きます。 今回は、転職を繰り返してやっと自分の道を見つけ、フランス料理のシェフを目指してフランスで学びたいと強く願っている29歳のSさんの事例をご紹介します。 [ご相談者Sさん] 29歳男性 転職を繰り返し、今は国内のレストランでアルバイト。独身。 転職しながら、自分探しをし、自分は料理の道が一番だと気づいた。 現在はアルバイトで見習いをしているが、フランスへ留学して本格的にフランス料理を学びたいと思っている。 (1)社会人でアルバイトに対する教育ローンは狭き門 Sさん:この歳になって、やっと自分の進む道がわかり、フランス料理を習得するためにフランスに留学したいと思っています。ただ、授業料などで370万円くらいかかります。貯蓄では到底足りないので、どうしようかと思っています。事前に語学学校にも行きたいですし。 FP吹田:なるほど。今はアルバイトとのことですが、雇用保険に加入されていますか?まず、語学学校の費用については、厚生労働省の指定教育機関なら、雇用保険の教育訓練給付制度で条件によって20%または50%程度の援助を受けられるかもしれません。 Sさん:教育訓練給付制度ですか。アルバイトでも可能なんですか?今のレストランはやっと1年くらいになるから、ちょっと聞いてみます。 FP吹田:仮にパート・アルバイトでも、31日以上の雇用見込みがあり、週20時間以上働いている人は対象になっていますし、さかのぼって一定期間以上、雇用保険料を払っていれば、給付の要件を満たすことになるので、まずは確認してみてくださいね。 Sさん:わかりました。フランスの留学費用は、この教育訓練給付は該当しないのでしょうか? FP吹田:ざっと調べたのですが、教育訓練給付制度は日本国内の制度ですし、厚生労働省が指定した国内の教育施設や資格制度が対象のようです。 Sさん:やはりそうでしたか(苦笑)。あとは、教育ローンとかは厳しいのでしょうか? FP吹田:教育ローンの多くは、親が子供の高校や大学、専門学校などの学費のために用意した融資で、社会人にとっては使いにくいようです。 Sさん:やはり狭き門ですね。自分でもちょっと調べて、挫折しました。他に何か良さそうな手だてはないでしょうか? (2)不動産担保ローンと教育ローンを比較すると? FP吹田:そうですね。ご両親やお祖父様、お祖母様はSさんを応援してくださっているのでしょうか? Sさん:はい、実は一人っ子で、両親は共働きだったので、同じ敷地にいるおばあちゃんに育てられました。おばあちゃんにとって孫は自分だけなんですよね。よく料理の話もしているので応援してくれると思います。 FP吹田:近くにいらっしゃって、大切なお孫さんとして応援してくださる関係性は本当にすてきですね。ところでお祖父様は不動産を所有してらっしゃいませんか? Sさん:おじいちゃんは所有しておりませんが、おばあちゃんが不動産を所有していると聞いています。 FP吹田:なるほど。もし、お祖母様がSさんを応援してくださる気持ちで、お祖母様所有の不動産を担保にローンを組むことに協力してくださるなら、フランス留学の資金も捻出できるのではないでしょうか? Sさん:その手がありましたか。でも、おばあちゃんがローンを組むのですか? FP吹田:いえいえ、不動産担保ローンは、ご家族の不動産でも契約できるので、例えば、お祖母様の不動産を担保に、Sさんが契約してSさんが返済するというプランも可能なのですよ。 Sさん:え?それなら、自分もおばあちゃんのためにも頑張れそうです。 FP吹田:しっかり夢を実現するモチベーションにもなりますよね。ここで、不動産担保ローンと教育ローンを比較してみたので、以下をご参考ください。 不動産担保ローンと教育ローンの主な特徴 不動産担保ローン 教育ローン 資金使途の制限少ないあり 債務者所有者本人のほか、家族でも可能留学する本人または保護者で安定収入がある人。本人が社会人の場合、無職だと厳しい。 借入限度物件の担保価値による500万円や1000万円など規程あり 借入(返済)期間短期(1年超)から長期(35年)まで様々3ヵ月から、最長15年・16年が多い 保証人原則不要(担保提供者など保証人を必要とする場合もある)原則不要(収入が少ない場合は、保証人が必要となる) Sさん:なるほど…。教育ローンに比べて、不動産担保ローンは、資金使途も広いのですね。 FP吹田:はい、教育ローンの場合、資金使途として、入学金や授業料などに限定されるところ、生活費まで含められるところなど様々です。 Sさん:生活費も目安をしっかり立てておかないとですね。教育ローンが、社会人で安定収入がないと厳しいというのは、自分の場合やっぱり厳しいなぁと思います。ところで不動産担保ローンを借りる場合、保証人は必要なのでしょうか? FP吹田:はい、不動産担保ローンでは、場合によって、担保を提供される方に保証人を求めることがあるので、最終的に金融機関の担当者に確認してくださいね。 Sさん:わかりました。あと、不動産担保ローンの場合、借入上限はだいたいどのくらいなのでしょうか? FP吹田:一般的に担保物件の評価額の8~7割程度と言われています。その範囲内で、まずはSさんがフランスで必要になる額にし、無理なく返済できる期間で設計してもらうのがよいのではないでしょうか? Sさん:はい、明るい光が見えてきました。まずは、おばあちゃんに相談してみます。 FP吹田:そうですね。Sさんが大切な一人孫さんで、お祖母様とも仲良くしていらっしゃるのは、大切な財産ですね。 Sさん:やっぱり家族って有難いなぁと思います。両親・おばあちゃんにも感謝しながら、夢をあきらめずにチャレンジしようと思います。 まとめ 留学などでお金がかかる場合の資金調達として、 教育ローンの主な特徴・注意点は? ・基本的に親が子のためにローンを組む仕組み。但し、本人自身がローンを組むことも可能。 ・資金使途や借入限度、期間も金融機関の規定しだい。 ・債務者の収入が少ない場合、保証人が必要となるケースもある。 不動産担保ローンの主な特徴・注意点は? ・担保にできる不動産は家族所有まで幅広く、本人が借りて返済するプランが可能。 ・借入限度額は、担保物件の評価額の8~7割程度まで可能で、資金使途も制約が少ない。 ・返済期間も長期の設計が可能。 ・もし、返済できなくなった場合、担保とした不動産を失うことになるので、担保提供者などの保証人を必要とする場合がある。 【初心者必見!】そもそも「不動産担保ローン」とは? 文字通り、不動産担保ローンとは、不動産を担保にしてお金を借りることができるローンのことです。一般的に、不動産は土地や建物、マンションなどを指しますが、お金を融資する金融機関によっては、別荘な...記事を読む 無料の仮審査を申込む ご所有の不動産を担保にいくらまで融資可能かをご回答いたします。 執筆者紹介 吹田 朝子( Tomoko Suita ) 人とお金の理想的な関係を追求するお金のメンタリスト®・1級ファイナンシャルプランニング技能士・宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・キャリアコンサルタント (社)円流塾代表理事、ぜにわらい協会会長、STコンサルティング(有)代表取締役社長 一橋大学卒業後、金融機関の主計部を経て1994年より独立。中小企業経営者から個人まで相談実績は3,300件以上。自己実現のためのお金の使い方や増やし方のサポートに力を入れている。 <主な著書> 「お金の流れをきれいにすれば100年人生は楽しめる!」スタンダーズ社・「小学生でもわかる!お金にまつわるそもそも事典」C&R研究所・「お金オンチの私が株式投資を楽しめるようになった理由」C&R研究所 など

  • 不動産担保ローンとリースバック、事業資金調達の際はどう使い分ける?

    自分だけでなく、家族がやりたいことを実現するために、急にまとまった資金が必要になることはよくあることでしょう。そんな時、先に住宅ローンの完済などへ充当してしまって手持ち資金が少なく、悩む方も多くみかけます。 今回は、退職金で住宅ローンを完済した後に、家族を応援するために資金を捻出したいという66歳のFさんの相談事例をご紹介します。 [ご相談者 Fさん] 66歳男性 退職後アルバイト。配偶者を亡くし、一人娘(独身)が近所に住む。 自宅はマンション。昨年、退職金で住宅ローンを完済したので、手元の預貯金が少ない。 娘が知人のカフェを引き継ぎ、室内を一部リニューアルしたいと資金の相談を持ちかけてきた。5~6年後には返してくれるようだが、今、資金の余裕がなくどうしたらいいか? (1)自宅に住むのは変わらずお金を生み出す更なる方法 Fさん: 昨年、退職金で住宅ローンを完済したので、手元の預貯金はかなり減ってしまいました。それでも、アルバイトをしながら、自分の老後のことは何とかできるようにと思ってがんばっています。 FP吹田:住宅ローンを完済されたのですね。アルバイトなどお仕事をされて収入を得続けられることは、経済面だけでなく、人との関わりや生きがいなどにもつながっていく大切なことだと思います。 Fさん: はい、家にじっとしているよりは、よほど充実しています。実は、一人娘がいるのですが、知人から譲り受けたカフェのリニューアル資金を貸してもらえないかと相談を持ちかけられました。5年前に亡くなった妻とともに可愛いがってきた娘なので、なんとか援助したいのですが、手元の資金は少なく、悩んでいます。 FP吹田:なるほど。お嬢様からはどのくらいの資金で、返済についても何かおっしゃっていましたか? Fさん: はい、500万円~600万円くらいの予算らしく、毎年100万円くらいずつ返すと言われています。実は、娘は証券会社に勤めていた経験もあるので、お金の管理はちゃんとできる方だと思います。 FP吹田:しっかりしているお嬢様ですね。金融機関にお勤めでしたら、銀行からの借入は、審査が厳しく、無担保だと金利が高いのもご存じなのでしょうね。Fさんは、援助して応援したいと思っていらっしゃるのですよね。 Fさん: はい、そうです。今、担保とおっしゃいましたが、せっかく住宅ローンを完済したのだし、自宅を担保にしても住み続けながらお金を捻出する方法ってあるのでしょうか? FP吹田:はい、いくつかあります。実は、先日、不動産を担保に年金形式で分割借入をしていくリバースモーゲージに関するご相談もあったのですが(詳細はこちらの記事参照「不動産担保ローンとリバースモーゲージ、違いを知って賢く使い分けよう!」)Fさんはまとまった資金なので、他の方法がいいでしょう。ご自宅に住み続けながら、ご自宅を活用して資金を生みだす方法として、不動産担保ローンとリースバックという方法があります。 (2)不動産担保ローンとリースバックの違いは? Fさん: 不動産担保ローンはイメージがわきますが、リースバックって何ですか? FP吹田:リースバックというのは、不動産の売却と賃貸の組み合わせで、不動産業者に自宅などの不動産を売却するのですが、そのまま賃貸するというものです。一方、イメージしやすいとおっしゃった不動産担保ローンは、不動産を担保にまとまったお金を借りることです。両方とも特に引越しなども不要で住み続けられるという点は似ていますね。 Fさん: では、違うのはどんなことでしょうか? FP吹田:決定的に違うのは、所有権です。不動産担保ローンは、抵当権を設定はしますが、所有権は自分や家族など現状と変わりません、一方、リースバックは、売却をするので、所有権は一旦買い取った不動産業者に移ります。その不動産業者と、そのまま賃貸契約をするわけです。 Fさん: 引越しなどはしなくても、権利が変わっているんですね。所有権にこだわるかどうかが一つ目の鍵ですね。 FP吹田:所有権を手放すということは、精神的に寂しく感じる方もいらっしゃいますが、維持費の負担、例えば固定資産税の納税義務や地震や災害での修復などの重荷から解放されるとも言えます。 Fさん: 確かにそうですね。他に、返済などの今後については、どのような違いが出ますでしょうか? FP吹田:リースバックは、家賃を支払い、将来、資金ができたら買い戻すこともできます。一方、不動産担保ローンは、借入期間中は借入元本と利息の返済をしていきます。 Fさん: なるほど。今の自分だとリースバックで家賃を払ったり、将来買い戻したりするのは資金的に難しそうです。でも、ローンだと、昨年終わったはずが、また始まるわけですね。 FP吹田:とはいえ、不動産担保ローンの実際の負担は、予算では500万円~600万円という借入額ですし、何年間借りるかという返済期間によって全然変わってきますよ。それに、不動産担保ローンはFさんのお嬢様が借りる形にする方法もありますよ。 (3)利用者の生活スタイルや性格・志向によって使い分けできる Fさん:え?私がローンを組まなくても、娘の名前で不動産担保ローンを契約できるのですか!それなら、娘が借入希望額や返済期間を決められるので、スッキリするような気がします。たぶん私への負い目を感じることも少なくてすむでしょうし。 FP吹田:そうですね。以下に比較一覧を作成しましたが、基本的にローンが嫌いな方、所有権が変わっても平気な方、物件も共有名義などでなく自分で決められるという方は、リースバックを好まれる傾向が強いようです。 Fさん: なるほど。所有権の変更で、ふと思い出したのですが、うちは小規模なマンションなので、管理組合の理事がよく回ってきます。来年くらいに順番だからお願いねと打診があったのを思い出しました。これは所有権の有無によって、理事を受けれるかどうか影響も出てきますよね。みんなからあれ?って思われてしまいそうで、ちょっと心配です。 FP吹田:マンション内でコミュニティができていて、皆さんよくお話しされる関係なのですね。理事の人事を巡って詮索されたくない場合は、所有権が変わらない状態で、担保評価の範囲内で借入をして返済をしていく不動産担保ローンのほうが、使いやすいかもしれませんね。お嬢様なら、返済計画もしっかり考えていそうでしょうし、お話しされてはいかがでしょうか? Fさん:  わかりました。話してみます。それぞれの仕組みや特徴の違いがわかったので、私も娘も納得できると思います。 不動産担保ローンとリースバックの主な特徴 不動産担保ローンリースバック 仕組み不動産を担保にした借入れ不動産の売却と賃貸の組み合わせ 所有権の変更なしあり 月々の負担額借入元本返済と利息家賃 取引後返済できれば、不動産はそのまま。返済できない場合は、担保不動産を売却。そのまま賃貸として住み続けられ、後で買い戻すことも可能。 資金使途の制限少ないなし 契約当事者所有者本人のほか、家族でも可能。所有&居住者(共有していれば名義人全員) まとめ 住み続けながら資金を捻出する方法として、 不動産担保ローンが向いているタイプは? ・返済計画がしっかりできている方 ・所有権が変わるのが気になる方(近所付き合いやマンション管理組合の理事など) ・本人や家族が不動産を持ち、ローンへの抵抗が少ない方 リースバックが向いているタイプは? ・借金が嫌いな方 ・所有権を手放しても平気な方(固定資産税や維持費など負担が軽くていいなど) ・不動産が共有名義でなく、自分で意思決定しやすい方 不動産担保ローンとリースバックの違いとは リースバックは、自宅などの不動産を活用した資金調達方法のひとつです。不動産担保ローンとリースバックは、不動産を活用して資金調達するところは同じですが、特徴や仕組みには違いがあります。両者の違...記事を読む 事業資金の融資でおすすめの方法とは? 働き方改革など、副業などの情報が増え、今まで会社員だった人も副業や独立開業などを考える方が増えてきているようです。特に事業として何かをやりたいと思う場合、最初に気になるのは資金面ではないでし...記事を読む 執筆者紹介 吹田 朝子( Tomoko Suita ) 人とお金の理想的な関係を追求するお金のメンタリスト®・1級ファイナンシャルプランニング技能士・宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・キャリアコンサルタント (社)円流塾代表理事、ぜにわらい協会会長、STコンサルティング(有)代表取締役社長 一橋大学卒業後、金融機関の主計部を経て1994年より独立。中小企業経営者から個人まで相談実績は3,300件以上。自己実現のためのお金の使い方や増やし方のサポートに力を入れている。 <主な著書> 「お金の流れをきれいにすれば100年人生は楽しめる!」スタンダーズ社・「小学生でもわかる!お金にまつわるそもそも事典」C&R研究所・「お金オンチの私が株式投資を楽しめるようになった理由」C&R研究所 など

  • 不動産担保ローンと住宅ローンの違いとは

    マイホームを購入するときは、住宅ローンを利用するのが一般的です。しかし、何らかの事情により住宅ローンを利用できない、あるいは住宅ローンの審査に通らないこともあるでしょう。住宅ローンを利用できない場合でも、不動産担保ローンなら利用できる可能性があります。不動産担保ローンと住宅ローンにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は住宅ローンの特徴やメリット・デメリット、不動産担保ローンを検討したほうがいいケースを紹介します。 住宅ローンとは 住宅ローンとは、自宅の購入や増改築の際に利用できるローンのことです。住宅は価格が数千万円する高額な買い物であるため、購入費用をすべて自己資金でまかなえる方は少なく、銀行などから住宅ローンを借りて購入するのが一般的です。住宅ローンには都市銀行や地方銀行などが提供する住宅ローンのほか、最長35年間固定金利でローンが組める「フラット35」、財形住宅貯蓄に加入している会社員が利用できる「財形持家転貸融資」などがあります。 不動産担保ローンと住宅ローンの違い 住宅ローンを借りるときは、購入物件を担保とする(抵当権の設定)必要があります。ローン返済が予定通り行われない場合、金融機関は抵当権を実行し、物件を処分してローン残債に充当するからです。不動産担保ローンも、不動産を担保にしてお金を借りることができるローンです。不動産を担保にお金を借りられる点で、住宅ローンは不動産担保ローンの一種だと言えます。一方で、住宅ローンと不動産担保ローンは資金使途に違いがあります。住宅ローンの資金使途は、自宅の購入・増改築に限定されていますが、不動産担保ローンは担保対象不動産の種類が幅広く、調達資金の用途は原則自由です。そのため、自宅購入資金のほかに事業性資金、納税資金、教育費などに利用することも可能です。 住宅ローンのメリット 住宅ローンのメリットは以下の通りです。 金利が比較的低い 住宅ローンは、低金利でローンを借りることができます。マイナス金利の影響で低金利の状態が続いており、住宅ローン金利も低金利で推移しています。適用金利は個人の属性や物件価値によって左右されますが、変動金利なら0.5%未満の超低金利で借りられる金融機関もあります(2019年11月現在)。 フラット35(長期固定金利)が利用できる フラット35が利用できるのも、住宅ローンのメリットのひとつです。変動金利でローンを組むと、将来金利が上昇して返済負担が増えるリスクがありますが、フラット35なら最長35年間固定金利でローンを組むことができます。適用金利は1.170%~1.870%(2019年11月現在)で、固定金利でも低金利で借りることが可能です。 住宅ローン控除で節税できる 住宅ローンは、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)で節税も可能です。当初10年間(2019年10月1日~2020年12月31に居住した場合は13年間)は「借入金の年末残高×1%(限度額40万円)」が所得税から控除されるため、金利負担を軽減できます。 住宅ローンのデメリット 住宅ローンには先ほど紹介したメリットがある一方で、下記のようなデメリットもあります。 審査は属性に左右される 住宅ローンの審査は、個人の属性に左右されます。返済原資が利用者の収入であるため、金融機関は利用者に安定収入があることを重視するからです。たとえ物件価値が高くても、自営業者やアルバイト、派遣社員の方などは安定収入がないとみなされ、住宅ローンを借りられないことがあります。 資金用途は自宅の購入・増改築のみ 住宅ローンは低金利で借りられますが、資金用途が自宅の購入・増改築に限定されます。事業性資金や教育費など、他の用途には利用できません。自宅の購入・増改築以外の目的で資金が必要な場合は、他のローンを検討する必要があります。 団信に加入しなくてはならない(フラット35除く) 都市銀行などが提供する住宅ローンを利用する場合、原則として、団体信用生命保険(団信)に加入しなくてはなりません。団信は、利用者に万一のことがあれば、保険金によって残りの住宅ローンが弁済されるのがメリットです。しかし、団信の保険料は住宅ローンの適用金利に含まれているため、借入金額が大きくなるほど、保険料負担も大きくなります。民間の生命保険(主に収入保障保険)に加入したほうが、保険料が安く済むケースもありますが、自由に選ぶことはできません。 住宅ローンを借りられないときは不動産担保ローンを検討しよう 不動産担保ローンは、住宅ローンに比べると借入金利はやや高めですが、住宅ローンを借りるのが難しい自営業者やアルバイト、派遣社員、年金受給者の方でも利用できる可能性があります。担保対象不動産の種類が幅広く、資金用途が原則自由なので、住宅ローン不可の賃貸併用住宅でも利用可能です。また、不動産担保ローンは団信への加入が不要な場合あるため、保険料を比較して民間の生命保険に加入することも可能です。何らかの事情で住宅ローンを借りられない場合は、不動産担保ローンを検討してみてはいかがでしょうか。 住宅ローン返済中でも、不動産担保ローンで借り入れできる人とは? 不動産担保ローンは、住宅ローンの残高があったとしても該当する不動産を担保にして借入ができる場合もあります。しかし、すべてのケースで借入をできる訳ではありません。住宅ローンの残高があっても借入...記事を読む 無料の仮審査を申込む ご所有の不動産を担保にいくらまで融資可能かをご回答いたします。

  • 不動産担保ローンとカードローンの違いとは

    不動産担保ローンとカードローンは、資金が必要なときに利用できるローンという点は同じですが、特徴やメリット・デメリットには違いがあります。ローンを利用したことがないと、不動産担保ローンとカードローンをどのように使い分ければよいか、わからないのではないでしょうか。そこで今回は、不動産担保ローンとカードローンの違いについて解説します。なお、カードローンには不動産担保ローンのカード型もありますが、ここでのカードローンは一般的な無担保カードローンとします。 カードローンとは カードローンとは、利用限度額の範囲なら、銀行やコンビニのATM・インターネットを利用して、何度でも自由に借入・返済できる無担保ローンのことです。銀行や消費者金融が提供しており、入会金や年会費は必要ありません。資金の利用目的は原則自由で、旅行やレジャー、冠婚葬祭、美容代など、さまざまな用途に利用できます。ただし、サービスによっては、事業性資金には利用できないこともあります。契約できる年齢には制限があり、20歳以上の方が対象です。また、高齢者の年齢制限は、60代後半までが上限となることがほとんどです。カードローンの中には、初めて利用する方を対象に無利息期間を設定しているサービスもあります。 カードローンのメリット カードローンを利用するメリットとして、以下のものが挙げられます。 審査が早い カードローンは審査が早く、短時間で資金調達が可能です。カードローンは無担保なので、担保について審査する時間を省略できるからです。中には「最短30分で審査結果を回答できる」とうたっているカードローンもあります。申し込みはインターネットで完結するので、店舗に訪問して手続きする必要もありません。 保証人不要 ローンを利用する場合は、保証人が必要なケースもあります。家族や友人に保証人をお願いすることを心苦しいと感じる方は多いのではないでしょうか。また、保証人が思うように見つからないと、保証人を探すのに大変な労力がかかります。カードローンは保証人不要で利用でき、限度額の範囲内であれば何度でも自由に借入・返済可能です。 ATMやインターネットで借入・返済できる ATMやインターネットで借入・返済できるのも、カードローンのメリットのひとつです。急にお金が必要になった場合でも、近くの銀行・コンビニATMですぐに借りることができます。時間帯によっては、ATM手数料0円で利用可能です。また、スマホやパソコンから手続きすれば、登録口座に振込してもらえます。 カードローンのデメリット カードローンは先ほど紹介したメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。 金利が高い カードローンの金利は一般的に4%~15%で、さらに高い金利が適用されることもあります。カードローンは担保という保証がないため、利用者が返済できなくなった場合のリスクに備えて金利は高めに設定されています。借入金利が高いと利息の負担額が大きくなり、返済総額が増えてしまいます。 返済期間が長期化しやすい カードローンは、返済期間が長期化しやすいのもデメリットです。ほとんどのカードローンは、「定額(定率)リボルビング方式」と呼ばれる返済方式を採用しており、借入残高に応じて決めた固定金額または借入残高の一定割合を毎月返済していきます。リボルビング方式は、毎月の返済額は少額で済みますが、返済額に占める利息の割合が大きいのが特徴です。元本の返済がなかなか進まないため、返済期間が長期化しやすくなります。 不動産担保ローンとカードローンの違い 不動産担保ローンは、担保となる不動産の価値を評価する必要があるため、融資に時間がかかります。カードローンのように短時間で審査終了、即日融資というわけにはいきません。 また、カードローンは通常、手数料は発生しませんが、不動産担保ローンでは事務手数料、不動産鑑定費用、抵当権の登記費用などがかかります。借りたお金を返済できなくなると、担保にした不動産を処分されてしまうのもデメリットです。 しかし、不動産担保ローンは、カードローンよりも低金利で借入できます。カードローン金利は一般的に4%~15%ですが、不動産担保ローンは一般的に2%~10%程度です。また、カードローンの限度額は最大1,000万円程度ですが、不動産担保ローンなら、担保とする不動産の価値によっては1億円以上の資金を借りることも可能です。さらに不動産担保ローンは返済期間を10年~30年と長期に設定することができ、カードローンに比べて長期間の借入がしやすいメリットもあります。 不動産担保ローンとカードローンはどう使い分ける? カードローンは気軽に利用できますが、金利が高いので、長期間にわたって利用すると利息の負担額が大きくなってしまいます。カードローンはどうしても資金が必要なときに短期間だけ利用し、なるべく早く返済することを心掛けましょう。 担保にできる不動産を保有している方が、まとまった資金を低金利で調達したい場合は不動産担保ローンがおすすめです。不動産担保ローンとカードローンそれぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身の状況に合わせてどちらを利用するか判断しましょう。 不動産担保ローンと住宅ローンの違いとは マイホームを購入するときは、住宅ローンを利用するのが一般的です。しかし、何らかの事情により住宅ローンを利用できない、あるいは住宅ローンの審査に通らないこともあるでしょう。住宅ローンを利用でき...記事を読む 無料の仮審査を申込む ご所有の不動産を担保にいくらまで融資可能かをご回答いたします。

  • 不動産担保ローンとリバースモーゲージ、違いを知って賢く使い分けよう!

    「現預金はあまり十分にはないけれど、実家など不動産はある」だから、それを活かしてお金を捻出したい!と思う方も多いのではないでしょうか? 例えば、親の介護施設などの費用を捻出する際など、ご実家の資産価値を活かそうと相談にいらっしゃる方もいます。 今回は、1人暮らしの親の介護に関わる費用に悩む62歳男性の事例をご紹介します。 [ ご相談者 Hさん ] 62歳男性 会社員(定年延長)配偶者あり、子は独立。 1人暮らしの母親(88歳)の足腰が弱くなり車椅子が必要になり(要介護3)、介護施設の入居を考えている。 Hさんには、弟がいるが、海外にいるので、介護面であまり協力は得られない。 (1)リバースモーゲージの特徴と注意点 Hさん: 先日、母が米寿を迎えたのですが、最近足腰が弱まっていたからか、転倒して車椅子が必要になってしまいました。実家は昔ながらの二階建ての一軒家でバリアフリーではなく、そこで暮らすより、介護施設の方が安心かと探しています。ただ、両親も自分も、自由に使える現預金があまり手元にないので、その費用をどう捻出しようかと考えています。リバースモーゲージって聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうか? FP吹田:お母様所有のご実家を担保に年金形式でお金を借りる仕組みのリバースモーゲージを検討されているのですね。なぜ、リバースモーゲージをと思ったのですか? Hさん: 家を売るような話は、到底、母に言えないですし、まずは現状の住まいを維持した状態で、資金を捻出できたらと思ったもので。 FP吹田:なるほど。リバースモーゲージは、詳細は銀行によって異なりますが、おっしゃるとおりご実家はそのままで利用できるので、注目されていますね。ただし、年金形式で融資を受けられる目安は、担保評価額の約半分程度までが一般的と言われています。 Hさん: え?担保評価額の半分程度なのですか?もっと多いかと思ってました。 FP吹田:リバースモーゲージは、生きている限り年金形式で受け取れるものです。長寿化が進む中、あまり目一杯の融資は難しく、担保評価に対して保守的にならざるを得ません。しかも、その担保物件の評価額は毎年見直されるので、急な地価下落などがあると利用可能額が下がることもあり得ます。その場合、利用可能額を超えてしまった分は一括返済となるので注意が必要です。なので、リバースモーゲージが向いているのは、担保にする物件の評価額が一定額以上見込めて長期的に安定しているケースと言えますね。 Hさん: なるほど。うちは一戸建てとはいえ、そんなに評価額は高くないかもしれないですね。弟は海外にいるので、あまり相談できないですし。 FP吹田:弟さんがいらっしゃるのですね。相続人はHさんと弟さんのお2人ですか?というのも、リバースモーゲージは、ご実家の所有者であるお母様がお亡くなりになられた後に、売却して一括返済するというのが一般的なので、相続人全員の同意も必要になるのです。 Hさん: そうでしたか。母に万一の際の相続人は僕たち兄弟2人です。リバースモーゲージは、毎月の負担が利息だけと広告でみていいなと思ったのですが、実際は、借入可能額や相続人同意の件など、ちょっと厳しいかもしれません。他に売却せずにできる方法は何があるでしょうか? (2)不動産担保ローンの特徴とデメリットの解消法 FP吹田:ちょうど、リバースモーゲージと不動産担保ローンの特徴を一覧にした表があるので、こちらを見てみましょう。 不動産担保ローンとリバースモーゲージの主な特徴 不動産担保ローンリバースモーゲージ 仕組み一括借入れと返済融資上限枠内の分割借入れ(年金形式) 担保不動産不動産 借入可能目安物件の評価額の8~7割程度物件の評価額(毎年見直し)の5割程度 所有権の変更なしなし 最終形返済できれば、不動産はそのまま。返済できない場合は、担保不動産を売却。死亡時に不動産を売却して元本一括返済(一部例外あり) 月々の負担元本と利息毎月利息分のみ負担 金利変動金利、固定金利変動金利が多い 相続人の同意不要必要 年齢・所得・資金使途の制限少ないある(高齢者向け) Hさん: 不動産担保ローンだと、担保物件の評価額の8~7割程度までみてもらえるのですね。 FP吹田:はい、個別事情による部分もありますが、一般的には8~7割程度と言われており、担保物件についても一戸建てのみでなく、マンションや借地権付建物含め、利用できる対象も幅広いと言えます。 Hさん: なるほど。毎月の負担は、元本と利息ですよね。そこがちょっと不安だったりします。 FP吹田:確かに、毎月の返済が重荷になることを心配される方も多いでしょう。その場合の対策として、返済期間が最長で25年程度まで可能なところを利用し、例えば、お母様の寿命を全うできるような期間にすれば、最後に売却して清算ということもしやすいのではないでしょうか? Hさん: なるほど。期間を長めに設計してもらうのですね。入居金が1000万円くらいとして、仮に1300万円くらい借りるとどの程度の負担になるのでしょうか? FP吹田:そうですね、金利4%、元利均等返済方式で計算すると、毎月6.86万円台(初回の内訳は利息分が約4.33万円、元金返済分が約2.52万円)になります。 Hさん: そうか、はじめのうちは金利負担の割合が大きいから、仮にリバースモーゲージで利息のみ返済の場合と比べても、2倍に膨らむわけではないのですね。 FP吹田:元利均等返済方式なので、徐々に利息の割合が減っていき、元金と同等になるのが7~8年経過(93回目)のようです。 Hさん: なるほど。返済負担を考慮して余裕をもって借入額を設計してもらえたら有難いですね。母もどこまで長生きするかわかりませんが、この方法なら、海外の弟には手続きなど煩わせることなくできるので、検討してみます。もちろん、弟に一報は入れておきますが。 FP吹田:そうですね。不動産担保ローンは、資金使途も介護などにとどまらず、事業資金、生活資金など幅広く利用できるので、プランの柔軟性は高いといえます。最後にリバースモーゲージと不動産担保ローンそれぞれのメリットとデメリットを整理しておきますので、ご参考くださいね。 まとめ リバースモーゲージの主なメリット・デメリットは? ◯ メリット ・毎月の返済が利息のみですむ ・死亡時に売却して返済すればいいので、生前の負担は少ない △ デメリット ・年齢や所得、資金使途などの制限が大きい ・担保物件に条件があり、その評価額の5割程度が借入可能額の上限 ・担保物件の評価額は毎年見直されるので、急に下がると、不足分の一括返済が求められる場合も ・手続きに相続人全員の同意が必要 不動産担保ローンの主なメリット・デメリットは? ◯ メリット ・年齢や所得制限があまりない ・担保物件の対象が幅広く、その評価額の8~7割程度まで借入可能 ・資金使途も幅広く対応 △ デメリット ・毎月、元本と利息の返済が発生する 住宅ローン返済中でも、不動産担保ローンで借り入れできる人とは? 不動産担保ローンは、住宅ローンの残高があったとしても該当する不動産を担保にして借入ができる場合もあります。しかし、すべてのケースで借入をできる訳ではありません。住宅ローンの残高があっても借入...記事を読む 無料の仮審査を申込む ご所有の不動産を担保にいくらまで融資可能かをご回答いたします。 執筆者紹介 吹田 朝子( Tomoko Suita ) 人とお金の理想的な関係を追求するお金のメンタリスト®・1級ファイナンシャルプランニング技能士・宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・キャリアコンサルタント (社)円流塾代表理事、ぜにわらい協会会長、STコンサルティング(有)代表取締役社長 一橋大学卒業後、金融機関の主計部を経て1994年より独立。中小企業経営者から個人まで相談実績は3,300件以上。自己実現のためのお金の使い方や増やし方のサポートに力を入れている。 <主な著書> 「お金の流れをきれいにすれば100年人生は楽しめる!」スタンダーズ社・「小学生でもわかる!お金にまつわるそもそも事典」C&R研究所・「お金オンチの私が株式投資を楽しめるようになった理由」C&R研究所 など

  • 不動産担保ローンとリースバックの違いとは

    リースバックは、自宅などの不動産を活用した資金調達方法のひとつです。不動産担保ローンとリースバックは、不動産を活用して資金調達するところは同じですが、特徴や仕組みには違いがあります。両者の違いを理解しておくことで、ご自身のライフスタイルや考え方に合わせて最適な方法を選択できます。今回は、不動産担保ローンとリースバックの違いについて詳しく解説します。 リースバックとは リースバックとは、自宅などを不動産会社に売却し、その不動産会社と賃貸借契約を締結することで、売却後も同じ家に住み続けられる仕組みです。自宅を売却して現金化する場合、通常は別の住まいを探さなくてはなりません。しかし、リースバックは売却後も同じ家に住み続けられるため、自宅を活用した資金調達方法として注目されています。リースバックは資金使途に制限がなく、老後資金や教育費、事業資金の確保など幅広く活用できます。 リースバックのメリット リースバックには、以下のようなメリットがあります。 売却後も同じ家に住み続けられる リースバックは、売却後も同じ家に住み続けられるのが一番のメリットです。引っ越しする必要がないので、自宅を売却して現金化しても生活環境は変わりません。不動産の所有権は売却先に移転し、毎月家賃を支払うことにはなりますが、それ以外は今までと同じように生活できます。 自宅を売却したことを周りに知られずに済む 自宅を売却しようとすると、通常は不動産会社に依頼して買主を探すことになります。広告を出すなどの販売活動が必要になるため、自宅を売却することを周りに知られてしまいます。しかし、リースバックは専門の不動産会社との取引なので、周りに知られることなく資金調達できます。 将来買い戻すことも可能 リースバックでは、売却した不動産を買い戻すことも可能です。リースバックを取り扱う不動産会社によっては、将来の再購入価格を提示してくれるところもあります。ただし、必ず買い戻せるわけではなく、売却先との協議が必要です。 リースバックのデメリット リースバックには、先ほど紹介したメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。 売却価格より住宅ローン残債が多いと利用できない 売却価格より住宅ローンの残債が多いと、基本的にリースバックは利用できません。たとえば、売却価格が1,500万円、住宅ローン残債が2,000万円の場合、売却資金でローンを完済できず、抵当権を外せないからです。売却する不動産の価値に左右されますが、住宅ローン残債が多いほど、リースバックの利用は難しくなります。 売却価格は相場より安くなることが多い リースバックでは、買主である不動産会社が、売主の家賃滞納リスクを抱えます。家賃滞納が発生すると、不動産会社は不動産を売却して資金を回収します。しかし、売却には諸費用がかかりますし、売却時に市場価格が下がっているかもしれません。そこで、このような事態になった場合でも確実に資金回収できるように、リースバックでは当初の売却価格が市場価格よりも安くなることが多いです。 不動産を買い戻すときの価格は売却時の価格より高くなることが多い リースバックは、売却後も同じ家に住み続けることができ、将来買い戻すことも可能です。これらは、不動産会社にとっては制限がある状態であり、不動産を自由に売却できません。そのため、リースバックでは、家賃や買い戻すときの価格は売却した時の価格より高くなることが多くなります。 不動産担保ローンとリースバックの違い 不動産担保ローンとリースバックは、自宅などの不動産を活用して資金調達できること、引き続き同じ家に住み続けられることは同じです。しかし、不動産の所有権に違いがあります。不動産担保ローンは不動産を担保に融資を受け、毎月元本と利息を返済していく仕組みです。所有権は移転しませんが、返済が困難になると担保として提供した不動産は金融機関に処分され、返済資金に充てられます。 一方、リースバックは不動産会社に売却し、売却先と賃貸借契約を締結する仕組みです。毎月家賃を支払うことで同じ家に住み続けられますが、所有権は売却先に移転するため、自宅を手放すことになります。 まとめ 不動産担保ローンとリースバックはどちらを選ぶべき? 不動産担保ローンは融資であるため、物件の担保価値や年齢、所得によって融資条件が左右されます。また、ローン返済額は金利動向の影響を受けるので、金利上昇リスクがあります。 一方、リースバックは売却と賃貸を組み合わせた取引であり、適用条件は比較的緩やかです。また、毎月決められた家賃を支払うので、金利上昇が家賃に直接影響することはありません。ただし、所有権は売却先に移転するため、住み続けることが難しくなる可能性もあります。 不動産担保ローンとリースバックは共通点が多いので、ライフスタイルや考え方に合わせてどちらを利用するか検討するといいでしょう。 不動産担保ローンと住宅ローンの違いとは マイホームを購入するときは、住宅ローンを利用するのが一般的です。しかし、何らかの事情により住宅ローンを利用できない、あるいは住宅ローンの審査に通らないこともあるでしょう。住宅ローンを利用でき...記事を読む 無料の仮審査を申込む ご所有の不動産を担保にいくらまで融資可能かをご回答いたします。

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