公開日:2025.09.19
小椋佳さん、南こうせつさん、中村雅俊さん──それぞれが異なる道を歩みながらも、現在も活躍し続けています。
小椋佳さん、南こうせつさん、中村雅俊さん(以下、小椋さん、南さん、中村さん)が語る「人生観」や「日々の過ごし方」。その言葉に耳を傾けると、年齢を重ねてからの生き方についてのヒントが見つかるかもしれません。
この記事は、YouTubeチャンネル「SBIシニアの住まいとお金ch」で公開されている、小椋さん、南さん、中村さんのご出演動画に基づいて作成しています。動画の詳細はこちら(第3回・第5回)からご覧ください。
小椋さんは高校時代、「哲学病」にかかっていたと語っています。言葉の意味を突き詰めすぎて、話すことすら困難になった経験から、人の言葉ではなく、自分の言葉で生きることの大切さを痛感したそうです。『君が君の人生を生きるっていうことは、学びを卒業して、君自身の言葉を生んで生きていくことだ』という言葉には、深い思索の跡が感じられました。
小椋さんの話を聞いたうえで南さんは、『自分の道を堂々と歩いていく権利もあるし、それに気づかずに生きている人も多い』 と話し、他人の期待に応えるだけの人生からの脱却を促します。
最後に中村さんも『ここに集まって3人でお話するというのは誰かが決めたスケジュールかもしれないけど、今こうやって話をすることは自分たちがクリエイトしている』と話し、例え誰かに与えられた場であっても、自分の主体性を発揮できることを強調しました。
3人の言葉は、定年後の生き方に悩むシニア世代にとって、まさに人生の指針となるのではないでしょうか。

小椋さんは80歳を超えてなお、フランス語の学習やピアノの練習に励んでいます。『フランス語をやったから何になるんだって?何にもならない。でも新しい知識を得ていく楽しみがある』という言葉からは、学ぶことそのものを楽しんでいる様子が伝わってきます。
南さんは、特に目標はなく生活していることを明かしました。『日常をきちんと、自分の中で淡々と生きられていることが平和へのメッセージなんです』と語り、当たり前の日常を送れていることに感謝しながら日々を過ごしています。
中村さんも『目標よりも、今やっていることが永遠に続けばいい』と話し、日々の積み重ねこそが人生を豊かにすると感じているようです。
3人とも異なる日々を過ごしているように見えますが、その根底には「今を大切にする」という共通の姿勢があります。シニア世代のみなさんがこれからの時間をどう過ごすかを考えるうえで、大きなヒントを与えてくれるのではないでしょうか。
最後に、小椋さん、南さん、中村さんに「これからの生き方」について一言で書き表していただきました。



昭和の時代を駆け抜けた彼らが今語る「人生の本質」。それは、シニア世代にとっての希望の言葉であり、これからの生き方に光を与えてくれるメッセージだと感じます。この一言の真意については本編動画内で詳しく語られています。ぜひご視聴ください。
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