一物五価(いちぶつごか)
一物五価(いちぶつごか)とは、「一つの不動産に対して価格を示す指標が五つあること」を意味する言葉です。
具体的には、公示価格(公示地価)、実勢価格、、基準地価、路線価、固定資産税評価額の五つを指します。
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関連用語
- 公示価格
- 公示価格(公示地価)とは、適正な地価の形成に寄与するために、国土交通省土地鑑定委員会が毎年3月に公示する標準地の価格です。 地価公示法に基づいて、全国の分科会に属する鑑定評価員(不動産鑑定士)が毎年1月1日時点の1㎡あたりの正常な価格を判定しています。令和5年地価公示では、全国約26,000地点で実施されました。 公示価格は、一般の土地取引に対して指標を与えるもので、不動産鑑定や公共事業用地の取得価格算定の規準となります。また、土地の相続税評価や固定資産税評価の基準としても活用されます。
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