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不動産担保ローンのよくあるご相談5選

不動産担保ローンは、所有する不動産を担保として金融機関に差し入れることで、さまざまな資金使途に合わせてお金を借りられるようになる融資の一種です。住宅ローンなどに比べると知名度が低いので、どんな条件があるのかをより詳しく知りたいという方もいらっしゃるでしょう。今回の記事では、不動産担保ローンのよくあるご相談を5つ紹介していきます。

① 不動産担保ローンを借りたいのですが住宅ローンを借りていても融資を受けることはできますか?

A. たとえば、不動産担保ローンの担保として差し入れたい物件に、住宅ローン残高がある場合、融資を受けられるか疑問ですよね。このケースでは、該当する物件を第二抵当権として担保設定することにより、融資を受けられる可能性もあります。

抵当権とは、万が一返済ができなくなった時に、担保として差し入れている物件を売却して現金化し、そのお金で融資残高を回収できる権利です。抵当権の順位が高い順に回収されますので、第一抵当権に住宅ローンがある場合はまず住宅ローンの残高分から回収されます。

具体的な例で紹介すると、第一抵当権の住宅ローンの残高が4,000万円、第二抵当権の不動産担保のローンの残高が1,000万円あったと想定します。返済できずに売却する不動産の価格が5,000万円だとすると、まず住宅ローンの4,000万円を回収し、その次に不動産担保ローンの1,000万円を回収します。

しかし、売却時に不動産の価格が4,800万円だとすると、不動産担保ローンは残高1,000万円に対して800万円しか回収できなくなります。そのため、担保余力が残っていなければ新たに融資をするのは難しい場合もあります。
この場合も、住宅ローンの返済が進んでいて、担保余力の範囲内で不動産担保ローンの融資を行えば、万が一お金が返済できなくなったとしても不動産の売却金額から回収できるという訳です。ローン残高や借り入れをしたい金額にもよりますが、住宅ローンがあるからと言って最初から諦める必要はありません。

② 担保提供したい物件が自分の所有する不動産ではないのですが、不動産担保ローンの申込はできますか?

A. 一般的に、融資の審査が厳しい銀行では、基本的に本人以外が所有する不動産を担保として差し入れすることはできないことが多いようです。しかし、与信業務を専門に行うノンバンクでは、ご親族、あるいは経営されている会社の役員の方などの不動産を担保として融資ができる場合もあります。

ただし、融資をするためには不動産所有者の承諾が得られていることが条件となることが多いです。また、高齢の方が所有する不動産の場合は、ほとんどの金融機関で契約における意思能力を担当者が確認することになりますので、相談をされる際は不動産所有者の承諾を必ず得てからにしてください。

③ 妻との共有名義の不動産を担保にして融資を受ける事はできますか?

A. 最近では共働きが増えたこともあり、夫婦2人で住宅ローンを借りるケースも多いです。この場合、持分割合が平等ではない場合もありますが、不動産の所有権は2人の物となります。共有されている不動産を担保にしたい場合、一般的には共有する人全員が連帯保証人になることができるのであれば、持分所有不動産であっても担保にして融資することが可能なケースが多いようです。

④ 信用情報に不安がありますが、融資を受ける事はできますか?

A. 返済に延滞があったり、過去に自己破産したりという経験があると、金融機関が閲覧する信用情報にいわゆる「ブラックリスト」として名前や住所などが掲載されます。このブラックリストに掲載されると、融資をするリスクが高いと判断されて、一般的に審査が厳しい銀行などでは融資を断られる可能性が高いです。また、この情報はどこの金融機関も確認できるものなので、嘘をついたとしてもすぐに発覚してしまいます。

しかし、信用情報に問題がある債務者へ融資をするかしないかは各金融機関に委ねられるので、銀行で融資を断られたとしても、他の金融機関ならば融資が可能となることもあります。

⑤ 不動産担保ローンで借り入れすることができる上限金額はいくらですか?

A. 不動産担保ローンの上限金額は、各金融機関に委ねられ、1億円が上限の会社もあれば5億円が上限の会社もあります。資金使途としては、生活費・教育資金・納税資金・事業資金など、それぞれのニーズに合わせてご自由に使うことができるのが特徴です。

しかし、すべての人が上限ギリギリまで借り入れができる訳ではなく、実際に借り入れできる金額は「個人の信用力」や担保として差し入れる「不動産の価値」によって決まります。個人の信用力を判断する要素は、収入・過去の返済実績・年齢などです。個人の信用力は借入金額もですが、金利にも影響を与えます。

また、不動産の価値は、実際の価値よりも保守的に計算して、基本的にはこの計算した価値以上の融資を行うことはありません。なぜなら、万が一返済ができなくなった場合に、不動産を売ったとしても回収できなくなってしまうからです。そのため、上限は5億円と設定している金融機関でも、実際に借り入れができるのは、担保として提供する不動産の価値に左右されます。

まとめ

実際に自分がどれくらい借り入れできるかを知りたい場合は、本審査の前に相談ができる「仮審査」をおすすめします。
不動産を担保として差し入れるため、他の融資と比べても条件が緩く大きな金額が借りられることが多い、不動産担保ローン。資金が必要でお困りの方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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